さぼてんのはなについて
「さぼてんのはな」は、流産、死産、新生児死、人工死産等を経験された方とそのご家族を対象としたサポートグループです。
滋賀県東近江市を拠点に活動しています。
自分たちが住んでいる滋賀県で、
お別れした赤ちゃんのことや今の気持ちを安心して話せる場所を作りたいという思いで、「さぼてんのはな」を立ち上げました。
また、よりよいグリーフケアの提供のために
医療機関や自治体等の関係機関との連携・協働を目指します。
さらに、地域の方に私たちの存在を知ってもらい、
お互い寄り添える優しいまちになるように活動していきます。
「さぼてんのはな」に込める思い
「さぼてんのはな」の由来は、
さぼてんの花言葉「枯れない愛」「あたたかい心」から、
子どもを亡くした親の思いを連想し。
これからも子どもへの愛は枯れない。
子どもを思うあたたかい心。
サボテンの花は咲くことが難しいけど、
大切にすることで咲かすことができる。
私達もサボテンのように見た目は触れにくい扱いにくいそんな風に見えるかもしれない。
けど、少し寄り添ってもらう事で、大切にしてもらえる事で心を開き未来に花を咲かすことができるというところから、この名前を付けました。
さぼてんのはな共同代表
みさと
大阪府出身、1992年生まれ
20歳から滋賀県に住み始めました
23歳で結婚後、すぐに不妊治療開始
3年の不妊治療の末、
2018年 長男15週で子宮内胎児死亡(後期流産)
2019年 次男9週で前期流産(心拍確認後)
2020年 長女出産
介護士として勤務
不妊治療の末やっと授かった子を失う辛さ。
小さな小さな命でも家族にとっては、とても大きな大きな命。
なのに、誰にも理解してもらえない哀しさ。
毎日毎日が孤独感に押し潰されそうな日々でした。
そんな中、当事者の方と繋がりたい、話をしたいと思い、そのような場を必死で探しましたが、滋賀県では見つけられませんでした。
滋賀県でそんな思いを抱えている人が、安心して子どもの話をできる場所がほしい、少しでも力になりたい。
そして、この経験を通して、周りの理解が大切であることを知りました。
だからこそ、たくさんの人にグリーフケアの大切さや必要性を知ってもらいたいと思っています。
⇨さぼてんのはなの情報や思いを発信しています
あい
滋賀県出身、1988年生まれ
2018年 娘出産
2020年 息子Kを21週で人工死産
NICU、小児科看護師、保健師の経験あり
誰にも言えない孤独感、罪悪感、喪失感を一人で抱えていました。
そんなとき、当事者の方との交流の場があると知れたことで、
「ひとりじゃない」そう思えた…心の拠り所でした。
今、一人で苦しんでいるかも知れない当事者の方へ、「ひとりじゃないよ」というメッセージを伝えたい。
そして、自分の住んでる場所で、様々な分野の方たちにグリーフケアの大切さや必要性を知ってほしい。
その思いで活動しています。
⇨さぼてんのはなの情報や思いを発信しています
⇨息子Kを人工死産した時の記録や思いを綴っています